居宅訓練

コロナ禍中は、世情の動向をみながらの実施だった「居宅生活訓練」ですが、今月から施設で借りている民間アパートでの訓練を本格化させています。

対象の利用者さんは、月曜から金曜まで夕方から買い物をして居宅に行き、夕食を調理して、アパートに宿泊し、朝食を食べて帰ってきます。

最初は一人で、アパートで過ごすことに不安もあったようですが、徐々に慣れてきたようです。訓練をしながら、お金の使い方や、将来の生活設計を考えながら自立訓練を進めていきます。

現在対象者は2名ですが、どちらも調理は手際よく問題ないようです。

あとは退所後に一人で生活して困らないよう、訓練中に課題があれば解決できるよう支援をしていきます。

5月に訓練を終了し、自立退所された方のところに様子を見に行きました。

お元気にされていて、一人暮らしを楽しまれているようでした。

訓練を通じて自立された方には、施設退所後も定期的に連絡をとりながら、困ったことがあれば相談にのれるような体制がとれればいいなと思っています。